失敗を責める前にシステムを考える

今日のテーマは

 

失敗はシステムの不具合が原因という話

 

普段、生活や仕事をしている中で大小あるとは思いますが必ず起こるミスや失敗

 

実はこのミスや失敗はヒューマンエラー(人的ミス)ではなくシステムエラーが原因らしいんです。

 

例えば

 

ある日、Aさんが近所のカフェに行きました。

しばらく滞在した後、その座ったテーブルにAさんは自分の財布を置き忘れて帰ってしまいました。

そして、しばらくしてBさんがそのテーブルに座った時にその財布に気づき

なんとBさんはその見つけた財布を持ち帰ってしまいました。

 

という話があったとします。

 

この話を聞いて

 

そもそも財布を忘れていったAさんが悪いと思いますか?

 

財布を持って帰ってしまったBさんが悪いと思いますか?

 

おそらくほとんどの方が持ち帰ってしまったBさんだと思う人が多いと思います。

 

ですが今日の話のテーマでこの話を聞くと

 

まずは財布を置き忘れてしまうような空間やシステムになってしまっているのがそもそもダメで

 

そこの仕組みをもっと考えて作っていればAさんが財布を置き忘れるということが起こらず

 

結果Bさんも財布を持ち帰ろうなんて気持ちも起きなかったという話なんです。

(もしAさんが忘れていったとしてもその後に座ったBさんが来る前までに店員さんが忘れ物に気づき保管して置くという仕組みでもいいですよね)

 

そんな感じで全ての物事には仕組みやシステムが必ずあって

 

それがめちゃめちゃ重要で

 

仕組みやシステムに沿って人は行動するらしく

 

もし何かミスや失敗が起きた場合
そのミスをした者を責めるのではなく(でも僕はミスをした人も全く責任がないわけではないと思いますけどね。)
そうなってしまった仕組みやシステムをいかに失敗につながらないような仕組みに改善できるかが大事なんです。

 

これを聞いた時に自分が思ったことは、この話はお店や普段行っている技術にも言えることで

 

お店としての質やクオリティを考えた時に

 

感覚というのは人それぞれの捉え方や考え方があって

 

十人十色で違うので、そもそも信用のできないものだから

 

いかにお店の仕組みをシステム化していき、誰がやってもおなじ仕上がりになるように統一することで

 

人の感覚の違いで起こるミスなどを無くすことが出来るのかなぁと思いました。

 

最後にざっくりまとめると

 

結果を出すシステム構築を考えることも経営者の責任で。

 

自分やスタッフが凡ミスを無くしていけるように

 

それぞれの個人の注意力の向上ももちろん大切なのですが、

 

そもそも、その行動を取り巻く環境というシステムづくりがうまくいっているのかを考えることが一番重要だということ。

 

ミスした人を責めるのでは、その人も萎縮してしまい、次からの行動により多くのエラー要素が出てしまうので

 

負のスパイラルになって状況が悪化してしまう要因にならないように

 

その現状を変えるため、もしくはならないように

 

上に立つ人間、これから立ちたい人間は

 

俺のやり方が悪かったのかなぁ?もしくはやらせ方が悪かったのかなぁ?

 

人を責めず!システムを責めろ!!

 

と一度、自分自身の構築したシステムに首を傾げてみた方が

 

長い目で見たときの状況改善につながるのでは無いでしょうか?という話でした。

 

 

 

 

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